【活用事例】有限会社ボーダック|歩留まりほぼ100%で製造時間を最大1/3に短縮
- 2026.7.17
産業用ドローン・ロボット開発における課題

有限会社ボーダック様では、産業用ドローンやインフラ点検用の壁面走行ロボットの開発に取り組まれています。
これらの製品開発では、精密センサーを搭載するための軽量なフレーム設計と、過酷な環境下でも使用できる高い強度の両立が求められていました。
一方で、従来使用していた他社製3Dプリンターでは、造形の歩留まり(成功率)が約80%にとどまり、造形失敗によるロスタイムや材料の無駄が発生していました。
開発スピードの向上と安定した生産体制の構築に向けて、より高い再現性を持つ3Dプリント環境が必要となっていました。
Markforged製3Dプリンターを計15台導入

課題解決に向けて、有限会社ボーダック様はMarkforged製3Dプリンター「Onyx One」「Mark Two」「X7」を計15台導入しました。
複数台の3Dプリンターを活用した分散生産体制を構築することで、必要なパーツを安定して製造できる環境を整備。
また、連続カーボンファイバーを組み込んだ造形により、プロペラガードなどに求められる靭性と剛性のバランスを実現しました。
さらに、0.02mmオーダーの高い寸法精度と優れた再現性により、品質の安定化にも貢献しています。
導入効果

製造時間を最大1/3〜1/2に短縮
Markforged製3Dプリンターの導入により、ロボット部品の製造時間を最大で従来の1/3〜1/2まで短縮しました。
開発・製造工程の効率化により、よりスピーディーな製品開発が可能となりました。
歩留まり80%からほぼ100%へ改善
造形の安定性が向上し、歩留まり(成功率)は約80%からほぼ100%へ改善。
造形失敗による時間や材料のロスを大幅に削減し、安定した生産体制の構築につながりました。
現場の声
「フィラメントの湿気に気をつけてさえいれば、ほぼ100%失敗しません。機械にストレスを感じることなく、より良い製品開発に時間を割けるようになりました。」
まとめ
Markforged製3Dプリンターの導入により、有限会社ボーダック様は高い再現性を持つ製造環境を構築し、製造時間の短縮と歩留まりの向上を実現しました。
軽量化と高強度化が求められる産業用ドローン・ロボット開発において、3Dプリンターを活用した効率的な製造体制を確立しています。
企業情報

有限会社ボーダック
設立:2002年8月
ホームページ:https://boduk.net/
※文中記載の組織名、所属、役職、サービス名などはすべて2026年6月取材時点のものです。




