【活用事例】樫山工業株式会社 様
- 2024.2.16
導入事例の概要
導入の目的
3Dプリンターの稼働率アップによる新規設備投資
導入の背景
元々、FLASHFORGE製の3Dプリンター「Guider2」を使用して業務を行なっていた。
しかし3Dプリンターの稼働率が上がったことにより、制作の待ち時間が増えてきた。
追加で3Dプリンターを導入することによって待ち時間を減らし、業務の効率化を行いたい。
目的 | 業務の改善 |
---|---|
業種 | 製造業 |
エリア | 関東甲信越 |
従業員数 | 1,000名以上 |
インタビュー
この度、Creator4Sを導入いただいた樫山工業株式会社 生産技術部 吉見様にインタビューを実施させていただきました。
樫山工業株式会社では、以前よりFLASHFORGE製の3Dプリンター「Guider2」を2台導入していたが、 使用頻度が上がったことによって制作の待ち時間が増えてきたので、今回新たに「Creator4S」を導入いただきました。
待ち時間を減らし効率的に製造するため、Creator4Sを導入
– まずは貴社の事業内容を教えてください。
弊社は、スマホやパソコン、テレビや電気自動車などの重要な部品である半導体や液晶の製造過程において必要不可欠なドライ真空ポンプの設計・製造・販売メーカーです。 国内ではシェア1位、世界でもトップクラスで、韓国・台湾の大手半導体メーカーをはじめとして、世界中に製品を出荷しています。
– Creator4Sの導入前に課題に感じていたことを教えてください
元々、Guider2を所有して使っていましたが、造形物の数が増えた事により、製作待ち時間が頻繁に発生するようになっていました。また、大型の造形物(300mm程度)の対応が出来ないことが課題となっていました。
チャンバーによる温度管理で大きい造形物の安定した印刷が可能に
– Creator4Sを選んでいただいた理由を教えてください
造形サイズが300mm以上のものを印刷可能で、かつチャンバーの温度管理も出来るため安定した印刷が出来ることや、デュアルヘッドなので同じ形のものを同時に印刷出来るところが決め手となりました。
– ありがとうございます。実際にどのような業務で活用していますか。
生産技術部や製造部で、作業工程における専用の治工具類の製作に活用しています。Creator4Sを導入したことによってGuider2では作れなかったサイズのものが作れ、製作物の自由度が上がりました。また印刷の失敗が減ったため無駄な時間がなくなりました。
ギャラリー
企業情報
樫山工業株式会社
設立:1951年
ホームページ:https://www.kashiyama.com/
〒385-8511 長野県佐久市根々井1-1
※文中記載の組織名、所属、役職、サービス名などはすべて2024年1月取材時点のものです。