H3Cの製品外観

Bambu Lab H3C

ツールチェンジャー。
ゲームチェンジャー。

H3Cの製品紹介

Swaptek™
造形から次の造形へ。
材料切替、わずか6秒。

9つのPrintToolは、それぞれに専用のフィラメント経路とヒーターを備えています。すべての材料を装填・予熱した状態で待機できるため、次の材料を送り込む前にフィラメントを引き抜く必要がありません。最適化された設計、緻密な制御、アクティブ予熱によって、PrintTool間の材料切替を最短6秒で実現します。

  • 3.4秒 ツール交換
  • 6秒 材料切替*
  • 0.038g 低パージ量*
  • 複数の加工 マルチプロセス

アクティブ予熱

次に使うノズルを、先に温める。

ノズルの加熱には、通常待ち時間が生じます。アクティブ予熱は次のツール交換を先読みし、現在のノズルで造形を続けながら、次に使うノズルを温めます。新しい材料による造形を、わずか6秒で開始できます。

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カラーミキシング

少数のフィラメントから、豊かな色彩へ。*

フルカラー造形では、これまで数多くの時間のかかる材料交換が必要でした。SwaptekはPrintToolの切替時間を大幅に短縮し、CMYKWの積層による色の混合を、より速く実用的にします。9つの専用PrintToolとCMYKWの5色を組み合わせることで、色ごとに別のスプールを用意することなく幅広い色彩を表現。細部まで鮮やかなフルカラーの造形が可能です。

色鮮やかな花と鳥のフォトフレームカラーミキシングで造形した花と鳥の細部

FlexFeedエクストルーダー

柔らかなTPUも、最大3倍の流量で。*

柔らかなTPUはノズルへ到達する前に座屈しやすく、従来は押し出し速度が制限されていました。FlexFeedは1.75mmと2.85mmのフィラメントに対応。専用の2.85mm TPUは座屈しにくく、より高い体積流量を実現します。硬度75Aの柔らかなTPUでも、従来機の最大3倍の流量で安定した造形を行えます。*

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FlexFeedは1.75mmと2.85mmのフィラメントをスムーズに切り替えます。PMSMモーターによるカム駆動機構が張力を精密かつ一定に保ち、安定した押し出しを支えます。

TPU製バッグとファスナーの造形例
TPU製バッグとファスナーの造形例 1TPU製バッグとファスナーの造形例 2TPU製バッグとファスナーの造形例 3

異なるノズル径を、ひとつの造形で。*

速さが必要な場所に速さを。
細部が大切な場所に精細さを。

文字盤、ケース、柔らかなTPUバンドを一体で造形。文字盤の細かな表現には0.2mm、ケースには0.4mm、柔軟なバンドにはTPU用0.4mmノズルが適しています。H3Cは異なる径のノズルを同時に搭載できます。Bambu Studioの異径ノズル用ツールパス生成アルゴリズムにより、それぞれのノズルが得意とする積層ピッチで造形でき、全体を同じ積層ピッチに揃える必要がありません。

複数ノズルで造形する腕時計文字盤・ケース・バンドを組み合わせた完成状態
0.2mmノズルで造形した文字盤の細部0.2mm
文字盤のディテール
0.4mm
硬質ケース
2.85mmフィラメント用0.4mm
超軟質TPUバンド

格納式ラック

造形を見守る、その楽しさも。

作品が形になっていく様子を見ることも、3Dプリントの魅力のひとつです。ラックが視界から退避するため、チャンバー内部を見渡せます。椅子を引き寄せ、最初の層が形になる瞬間から、造形の過程をお楽しみください。

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3Dプリントの、その先へ(オプション)

造形も、切断も、描画も、型押しも。
1台で、すべて自動で。

Swaptekが扱えるのはPrintToolだけではありません。別売のCutTool、DrawTool、DebossToolなども同じ方式で取り付け、自動で交換できます。複数の加工を組み合わせる作業でも、機械を何台も用意したり、手作業でツールを交換したり、何度も段取りをやり直す必要はありません。ひとつのジョブで、一連の工程を自動化します。

自動交換に対応した加工ツール自動交換に対応した加工ツール自動交換に対応した加工ツール自動交換に対応した加工ツール
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AMS 3H
ツールチェンジャーのための
フィラメント管理。

Swaptek™のために設計した、完全密閉型の一体型フィラメント管理システム。すべてのスプールを湿気から守り、PrintToolへ自動供給します。内蔵の2スロット乾燥機は、特に吸湿しやすいPA、PET、TPUをしっかり管理します。

  • 9スロット フィラメント保管
  • 85°C 内蔵乾燥機*
  • 自動 フィラメント装填

自動フィラメントローダー

装填も、自動で確実に。

9つのスロットのいずれかにフィラメントをセットするだけで、AMS 3Hが検出・搬送し、PrintToolへ自動的に送り込みます。9つすべての経路で、手作業による装填を不要にします。

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内蔵乾燥機

造形しながら、乾燥。

フィラメントスロットに組み込まれた専用の2スロット乾燥機が、Swaptekと連携します。必要なときや造形中にも乾燥できるため*、材料の準備で作業を止める必要がありません。最大85°C*まで加熱し、PA、PC、炭素繊維強化フィラメントなどのエンジニアリング材料にも対応します。

AMS 3H内蔵の2スロット乾燥機
乾燥したフィラメントによる造形
乾燥した材料
吸湿したフィラメントによる造形
吸湿した材料

追加のAMSで拡張*

9種類の材料から、さらにその先へ。

一般的なツールチェンジャーでは、使用できる材料の数は搭載ツール数に制限されます。H3CはPrintTool No.1を通じて既存のBambu Lab AMSを接続でき、最大24本のフィラメントスプールに対応します。これまでの作業方法を変えることなく、ひとつの造形で使える色や材料を増やせます。お持ちのAMSを接続して、表現の幅を広げてください。

外部AMSを接続したH3C

一体型デザイン

フィラメント保管まで、本体に。

本体の横にスプールを吊り下げたり、乾燥機のために作業場所を空けたりする必要はありません。H3Cはフィラメントの保管と乾燥を、すっきりとしたコンパクトな本体に統合。シングルノズル機に近い設置面積を保ちます。外付けラックや露出した供給経路のない、一体型の造形環境です。

H3Cと一般的なツールチェンジャーの設置スペース比較
H3Cほかのツールチェンジャー
H3Cの設置スペース
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フラッグシップの性能。
妥協のない造形。

H3Cの高度なマルチマテリアル性能を支えるのは、精度と性能を追求した基盤です。クロスフロー冷却はオーバーハングを美しく仕上げ、65°Cの加熱チャンバーはエンジニアリング材料の反りを抑制。先進のモーションシステムは、高速でも細部を忠実に再現します。複雑な造形ほど求められる性能に、H3Cは応えます。

進化したモーションシステム

ヘッドは軽く。造形は速く。精度はそのまま。

ツールヘッドとX軸アセンブリーを軽量化し、慣性を低減。ツールヘッドは前世代H2D比で40%軽量化しています*。最大25,000mm/s²の加速度と最大1,400mm/sの移動速度により、造形品質に影響する振動やリンギングを抑えながら、高速で精密な動作を実現します。

H3Cの機構紹介
H3C
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H2D

ビジョンエンコーダー(オプション)

50μmの動作精度を、長く保つ。

エンジニアリング部品や量産など精度が求められる用途で、別売のビジョンエンコーダーが長期的な精度維持を支援します。絶対的な光学基準を提供することで、機械的な摩耗やずれを再校正によって補正。造形範囲全体で50μm未満の動作精度を回復し、繰り返しの造形でも信頼できる精度を保ちます。

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クロスフロー冷却

隅々まで冷却。夏でも、美しい造形。

安定した造形品質には、効果的な冷却が欠かせません。H3Cでは4層の冷却が連携します。CFD解析で最適化した造形物冷却ファンとデュアル補助ファンが、高速時のオーバーハングやブリッジを支えます。専用PrintToolファンは長時間の造形や頻繁な交換時にも温度を安定させ、チャンバーファンが外気を取り込んで内部温度を調整します*。環境の変化に対応しながら、安定した冷却と造形品質を保ちます。

冷却性能による造形品質の比較
4層の冷却システム

350°Cノズルとアクティブチャンバー加熱

ノズルからチャンバーまで、高温材料のために。

エンジニアリング材料には、精密な温度管理が必要です。H3Cは2ゾーンのアクティブチャンバー加熱で最大65°Cに対応し、温度を均一に保ちながら反りを抑えます。9本すべての焼入れ鋼ノズルが最大350°Cに対応し、ABS、PC、PA-CF、PET-CFなどの高性能材料を扱えます。

チャンバー加熱による造形品質の比較
ノズルとチャンバーの高温加熱

調整の時間を減らし、
つくる時間を増やす。

高度な技術を、驚くほどシンプルな体験に。日常的な作業は自動化し、AIが状況に応じた調整を支援します。3Dプリントを始めて10年の方にも、10分の方にも。H3Cは、アイデアを形にすることに集中できる環境を届けます。

全自動キャリブレーション

9つのツールを、毎回、自動で校正。

9つのPrintToolが連携するためには、精度が不可欠です。H3Cは造形の前に、PrintToolのドッキング校正、色や材料の位置を正確に揃えるオフセット補正、ベッドレベリングを自動で行います。手動の調整は不要です。

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AIモニタリング

見守りは、H3Cに。

複数のビジョンシステム*が、最初の層を造形する前から最後まで監視します。造形前にはチャンバーの状態とスライサー設定を照合し、不一致があれば修正しやすい段階でお知らせ。造形中はAIがスパゲッティ状の造形失敗、パージボックスの詰まり、ノズルの詰まりを検知し、問題の拡大を防ぎます。必要なときに、いつでも状況を確認できます。

AIによる造形状態の監視

MiniWikiを備えた新しいHMS

解決方法を、プリンターの画面で。

新しいHMSは、エラーコードを表示するだけではありません。原因を診断し、候補を絞り込んで優先順位を付け、それぞれをわかりやすい言葉で説明します。さらにMiniWikiが、プリンターの画面上で対処手順をご案内。QRコードを読み取ったり、スマートフォンを取り出したり、機械とヘルプページを行き来したりする必要はありません。手順を読み、実行し、次へ。よくある問題を、その場で解決できるよう支援します。*

HMSとMiniWikiの操作画面(メーカー掲載の英語画面)

スペック

本体・造形性能
造形方式FFF(熱溶解積層方式)
造形サイズ(長さ × 幅 × 高さ)330 × 320 × 325 mm
筐体密閉型/スチール製シャーシ
ツール交換システムBambu Lab SwapTek™/9ツール
本体寸法493 × 571 × 587 mm
推奨設置スペース593 × 1,056 × 1,306 mm
本体重量36.28 kg(AMS 3Hを含む)
最大ツールヘッド速度1,400 mm/s
最大ツールヘッド加速度25,000 mm/s²
ホットエンド最大流量40 mm³/s ※1
ノズル・温度・材料
ノズル/押出ギア材質焼入れ鋼
標準ノズル径0.4 mm
対応ノズル径0.2/0.4/0.6/0.8 mm
対応フィラメント径1.75 mm/2.85 mm(2.85 mmはバイパス供給のみ)
最高ノズル温度350°C
最高ヒートベッド温度120°C
チャンバー加熱アクティブ加熱/最高65°C
標準ビルドプレートテクスチャードPEIプレート
対応フィラメントPLA、PETG、PCTG、TPU、EVA、PE、PP、PHA、PVA、BVOH、サポート材、ABS、ASA、HIPS、PA、PAHT、PC、PET、PPA、PPS
繊維強化材料PLA、PETG、ABS、ASA、HIPS、PA、PAHT、PC、PET、PPA、PPSのカーボン/ガラス繊維強化材料
操作・接続・電源
ディスプレイ5インチ タッチスクリーン(854 × 480)
ストレージ内蔵64 GB eMMC/USBポート
カメラライブビュー・ツールヘッド:各1,920 × 1,080
BirdsEye:3,264 × 2,448(オプション)
センサー・復帰機能ドア検知、フィラメント切れ検知、ノズル付着検知、フィラメント使用量計測、停電復帰
空気清浄H11 HEPAフィルター/粒状ヤシ殻活性炭フィルター
ネットワークWi-Fi 6(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax)
スライサーBambu Studio(標準G-codeを出力する他社製スライサーにも対応。一部の高度な機能は非対応)
入力電源 ※2低電圧版:100–120 VAC、50/60 Hz
高電圧版:200–240 VAC、50/60 Hz
最大消費電力 ※3低電圧版:1,850 W(110 V時)
高電圧版:2,250 W(220 V時)
低電力モード1,050 W(ベッドとチャンバーの加熱が緩やかになります)
使用環境温度10–30°C
AMS 3H
本体寸法/重量480 × 562 × 460 mm/9 kg
スプール収納数9
乾燥容量/最高乾燥温度2スプール/85°C
対応スプール寸法幅50–68 mm/直径197–202 mm
対応フィラメント径1.75 mm/2.85 mm(2.85 mmはバイパス供給のみ)
フィラメント識別RFID対応
保管・湿度管理密閉保管、能動的な排湿、温湿度の検知・維持

※1 メーカー試験条件:直径250 mmの単一外壁モデル、Bambu Lab ABS、造形温度280°C。

※2 電源仕様は販売地域によって異なります。使用前に本体の電源ソケット付近のラベルをご確認ください。

※3 ヒートベッドの急速加熱時に、約3〜5分間最大電力で動作します。

Bambu Lab H3C

Bambu Lab H3C

ツールチェンジャー。
ゲームチェンジャー。

注記

  1. 「6秒」の材料切替時間は、PLA Basicフィラメントとフィラメント節約パージモードを使用し、最適条件下で実施したメーカー内部試験に基づきます。実際の時間はフィラメントの種類やスライサー設定によって異なります。
  2. 「最大3倍」は、同一条件の内部試験で測定した最大体積流量について、1.75mmフィラメントを使用した前世代機と比較した値です。
  3. 加工ツールはCraftToolsを指し、別売です。
  4. 「38mg(0.038g)」のパージ量は最適条件下の内部試験に基づきます。実際の量は造形設定とフィラメントの種類によって異なります。
  5. カラーミキシングで意図した結果を得るには、CMYKW PLA Paletteフィラメントが必要です。
  6. 異なるノズル径の使用には、別売の各径のホットエンドが必要です。
  7. 詰まりの抑制は、内部試験で確認されたTPU供給信頼性の改善を示します。すべての条件で詰まりが発生しないことを保証するものではありません。
  8. 「85°C」は内蔵温度センサーによる測定値です。ほかの位置で測定した温度とは異なる場合があります。
  9. 造形中の乾燥は、乾燥温度で寸法が安定している一部のフィラメントにのみ対応します。
  10. 追加のAMSによる拡張には、別売の前世代AMSユニットが必要です。
  11. 「40%軽量化」は、前世代のH2Dプリンターと比較したツールヘッド重量を指します。
  12. 冷却性能による垂れ・溶融の抑制は、内部試験で確認された相対的な改善を表します。すべての条件で垂れや溶融が生じないことを示すものではありません。
  13. 動作温度範囲の維持は、推奨される周囲温度範囲で使用した場合に適用されます。
  14. ビジョンシステムには、プリンターに付属しない別売のBirdsEyeトップビューカメラが含まれます。AIモニタリングはBirdsEyeなしでも動作し、カメラは監視範囲を拡張するものです。BirdsEyeによるAIモニタリングの拡張は、メーカー発表時点で2027年上半期の提供予定であり、変更される場合があります。
  15. MiniWikiは、よくあるHMSコードに対応します。発生頻度の低い問題は、Bambu Wikiの詳細な案内へリンクします。

By @MakerWorld

Maker Watch

通常、腕時計を作るには数十個の部品と長い組み立て時間が必要です。この時計は、文字盤・ケース・バンドがつながったひとつの本体としてプレートから取り外せます。残るのは短い仕上げ作業だけ。H3Cは造形中に材料とノズル径を切り替え、鮮明な目盛りには0.2mm、形状をしっかり保つケースには0.4mm、自然に曲がる硬度75AのバンドにはTPU用ノズルを使います。一体で造形し、数分で仕上げる時計です。

腕時計の全体像
腕時計の詳細
腕時計の詳細