【出展レポ】Maker Faire Tokyo 2025に参加しました。
- 2025.10.10

2025年10月4日(土)・5日(日)、東京ビッグサイトで開催された「Maker Faire Tokyo 2025」に、APPLE TREE株式会社は出展いたしました。
本イベントは、カードサイズの教育用コンピューター、3Dプリンター、AIなど、誰もが手にできる最新テクノロジーを駆使し、驚きに満ちたユニークな作品を生み出す「メイカー(Maker)」たちのお祭りです。全国から多彩なメイカーが集まり、展示やデモンストレーションを行うだけでなく、来場者はすべてのブースで出展者と直接対話することができる点も大きな魅力となっています。
今回の出展では、最新の3Dプリンターや3Dスキャナーに加え、3Dプリントシューズブランド STARAY の製品も展示。来場者に「デジタルものづくり」の可能性を体験していただくことを目的としました。
1. 展示した機種
今回APPLE TREEが展示したのは、以下4ブランドの3機種と3Dプリント製シューズでした。
・Bambu Lab H2S
当初は Bambu Lab H2D を展示予定でしたが、急遽 H2S に変更しての出展となりました。
H2Sは、H2Dの大型造形エリアや多機能性を継承しながら、シングルノズルを採用したモデルです。AIビジョンシステムや最大340×320×340mmの広大な造形エリアを備え、1台で 3Dプリント・レーザー彫刻/切断・デジタルカッティング/プロッティング に対応する、幅広い製作ニーズに応えるハイブリッドマシンです。
・FLASHFORGE AD5X
最大4色での印刷が可能な高速3Dプリンターです。最大600mm/sの印刷速度で作業時間を短縮し、鮮やかで繊細なモデルを短時間で造形できます。開封から10分以内にセットアップが完了するため、初めての方でもすぐに体験いただけます。
・SCANTECH 3DeVOK MQ
ターゲット不要で高速スキャンが可能なプロ仕様3Dスキャナーです。文化財保存、リバースエンジニアリング、クリエイティブデザイン、医療リハビリテーション、研究・教育など、幅広い分野で活用されています。
・STARAY 3Dプリントシューズ
STARAY は、独自の HALS方式3Dプリント技術 により、複雑な格子構造を一体成形で実現した次世代シューズです。軽量で通気性に優れ、柔軟なクッション性を備えることで快適な履き心地を提供します。接着剤を使用せず、リサイクル可能な単一素材で構成されている点も特徴で、環境への配慮とデザイン性を両立しています。
会場では多くの来場者が実際に手に取り、試着を通してその軽さとフィット感を体験。3Dプリントが生み出す新しいプロダクトデザインの可能性に注目が集まりました。
これらの機種とサンプルモデル、カタログなどを全て配置して、いよいよ展示会当日を迎えました。
2. 展示会当日の様子
会場では、来場者が製品に触れ、操作や試着を体験する姿が多く見られました。
今回 Bambu Lab H2S は国内初展示となり、多くの来場者の注目を集めました。さらに FLASHFORGE AD5X の高速多色印刷や、STARAY の軽量3Dプリントシューズも人気で、ブースは終日賑わいを見せました。
スタッフによるデモや説明にも熱心に耳を傾け、手に取って体験することで、デジタルものづくりの魅力を直に感じていただける場となりました。
ブースの様子 その1 ブースの様子 その2
3. 成果と反応
短い時間ではありましたが、会場では来場者の皆さまと直接お話しし、展示品を通じて体験できる活用シーンや、今後の取り組みに関するご相談、ご計画中の構想などを伺うことができ、大変貴重な機会となりました。
いただいたご意見やご要望は、今後の展示内容やサポート体制の充実にしっかりと活かしてまいります。
今回の経験を通じて、来年もぜひ「Maker Faire Tokyo」に参加し、さらに多くの方にデジタルものづくりの楽しさを届けたいと考えています。
