Fuse X1

大型造形と高密度生産を、
一つのSLSワークフローへ

Fuse X1は、大容量ビルド、交換式Build Unit、粉末回収、ブラスト仕上げまでを一連のワークフローとして備え、実製品部品の小中量生産を支える工業用SLS 3Dプリンターです。

Fuse X1
Fuse X1を設置した生産現場

工業用SLSを、社内で扱える生産設備へ

Fuse X1は、61.5Lの大型ビルド容量と120Wファイバーレーザーを備えた工業用SLS 3Dプリンターです。大型部品を分割せずに造形したり、複数部品を一度に高密度配置したりしながら、試作、治具、補修部品、量産前ロットまでを社内で検証しやすくします。

ナイロン系材料、TPU90A、Open Material Modeまで見据えた材料選択により、外注待ちに左右されにくい開発・製造体制を作れます。

61.5L大型ビルド容量
120W高出力レーザー
5分Build Unit切り替え目安
30%+高密度パッキング
01Large in One

大型部品を
一体で検証

330 × 330 × 565 mmの造形サイズで、ダクト、カバー、治具、大型モックなどを分割や接着に頼りすぎず検証できます。

造形サイズ330 × 330 × 565 mm
Fuse X1で造形した大型機能部品
02Density in Volume

高密度配置で
数量を稼ぐ

部品を立体的に配置できるSLSの強みを活かし、同一部品や複数部品をまとめて造形。量産前の先行ロットにも使いやすくなります。

搭載可能な部品数約2.5倍
造形コストの削減約30%
Fuse X1向け高密度パッキング画面
03Material Flexibility

用途に合わせて
選べるSLS材料

Nylon 12、Nylon 11、Nylon 12 GF、TPU 90Aなど、用途に応じた材料を選択可能。
強度やしなやかさ、耐熱性、柔軟性など、求める性能に合わせた造形ができます。

  • Nylon 12汎用・高精細
  • Nylon 11靭性・耐衝撃
  • Nylon 12 GF高剛性・耐熱
  • TPU90A柔軟・弾性
  • Open Material Mode独自材料検証
Fuse X1で造形したSLS部品サンプル

造形から後処理まで、SLS運用をスムーズに

Fuse X1は、データ準備から造形、Build Unitの切り替え、粉末回収、ブラスト仕上げまでを一連の流れで進められます。
大型部品や複数部品の生産でも、各工程を見通しやすく、導入後の運用イメージを具体的に描けます。

01準備
PreFormでFuse X1の造形データを準備する画面

データを準備し、造形ジョブを組む

PreFormで部品を配置し、材料や造形条件を確認します。SLSの強みを活かして複数部品を立体的に配置し、必要な数量や用途に合わせたジョブを作成できます。

  • 大型部品と複数部品の配置を確認
  • 高密度パッキングで造形量を確保
  • 造形前に条件を見通しやすく整理
02Print
Fuse X1でSLS造形を行う様子

大型チャンバーで安定して造形

61.5Lのビルド容量と120Wファイバーレーザーにより、大型部品や複数部品のバッチ造形に対応します。試作から量産前ロットまで、社内で検証しやすい造形環境を作れます。

  • 大型部品を一体で造形しやすい容量
  • 高出力レーザーで安定したSLS造形
  • 小中量生産の検証に使いやすい構成
03Build Unit
Fuse X1 Build Unit

Build Unitを切り替えて次のジョブへ

造形後はBuild Unitごと取り出し、冷却工程へ移します。プリンター本体は次のBuild Unitをセットして次ジョブへ進められるため、冷却待ちで設備が止まりにくい運用を組みやすくなります。

  • 造形後の冷却工程を分離
  • 次ジョブへの切り替えを短縮
  • 生産セルとして稼働率を上げやすい構成
04Sift X1
Fuse Sift X1で粉末を回収する様子

造形品を取り出し、粉末を回収

Fuse Sift X1で造形品を取り出しながら未焼結粉末を回収します。粉末作業を専用ステーションに集約することで、材料管理と次の造形準備を進めやすくします。

  • 造形品の取り出しと粉末回収を集約
  • 未焼結粉末を再利用しやすく管理
  • 粉末作業の動線を整理
05Blast
Fuse BlastでSLS部品を仕上げる様子

粉末を除去し、表面を仕上げる

Fuse Blastで部品表面に残った粉末を除去し、外観と手触りを整えます。手作業に頼りがちな後処理を標準化し、複数部品でも仕上がりを揃えやすくします。

  • 粉末除去を効率化
  • 複数部品の仕上げ品質を安定化
  • 実製品に近い見え方まで引き上げる

造形後の作業を整理し、次の造形へ進みやすく

Fuse Sift X1で造形品の取り出しと粉末回収を行い、Fuse Blastで表面に残った粉末を除去して仕上げます。後処理を専用機器に分けることで、作業の流れを整理し、次の造形準備へ移りやすくします。

Fuse Sift X1 本体

Powder Recovery

Fuse Sift X1

Build Unitから造形品を取り出しながら未焼結粉末を回収し、材料管理まで一つのステーションで扱えます。粉末作業を整理することで、量産前ロットや連続運用でも作業の見通しを立てやすくなります。

  • 造形品の取り出しと粉末回収を集約
  • 再利用粉末を管理しやすい動線に整理
  • 次ジョブへの切り替え時間を短縮
Fuse Blast 本体

Surface Finishing

Fuse Blast

造形品に残った粉末を除去し、表面の質感を整える後処理装置です。手作業に依存しやすい仕上げ工程を標準化し、複数部品でも外観と手触りを揃えやすくします。

  • 粉末除去と仕上げ品質を安定化
  • 複数部品の後処理を効率化
  • 実製品に近い見え方まで引き上げる

仕様

造形方式
SLS / Selective Laser Sintering
最大造形サイズ
330 × 330 × 565 mm
造形容量
61.5L
積層ピッチ
110μm
レーザー
120W イッテルビウムファイバーレーザー
レーザー波長
1064nm
レーザー焦点サイズ
330μm(半値全幅)
ビーム発散角
3mrad(公称値、フルアングル)
レーザー安全性
Class 1レーザー製品
サポート材
不要
Build Unit切替
約5分を目安に交換
ビルドチャンバー
Fuse X1 / Fuse Sift X1用の着脱式モジュール
ホッパー容量
105L
本体寸法
1,570 × 830 × 1,930 mm
本体重量
570kg(ビルドチャンバーとパウダーを除く)
最小設置寸法
2,410 × 2,430 × 2,410 mm
推奨設置スペース
2,610 × 2,430 × 2,410 mm
起動時間
最大90分
使用環境
18-28°C、RH 30%未満
筐体内温度
最大210°C
造形環境
窒素
温度管理
サーマルカメラ、石英管ヒーター、13個の独立加熱ゾーン
空気処理
外接不活性ガス供給、二段階濾過、フィルター付き排気口
電源
AC 208-240V、単相、50/60Hz、50A定格
消費電力
3.5kW標準、7.5kW最大(208VAC時)
接続方式
Wi-Fi、Ethernet、USB-Cマスストレージ
操作画面
15.55インチタッチスクリーン、1080 × 1920px
ソフトウェア
PreForm、Dashboard
対応ファイル形式
STL、OBJ、3MF、STEP、SolidWorks、CATIA入力、FORM出力
主な材料
Nylon 12、Nylon 11、Nylon 12 GF、TPU90A、Open Material Mode
主な用途
大型機能部品、高密度バッチ、量産前ロット、補修部品
周辺機器
Build Unit、Fuse Sift X1、Fuse Blast

SLSの力を、あなたの生産規模に。

試作から量産準備まで。2つのFuseが、ものづくりの段階に合わせてSLS活用を広げます。

開発・試作用

Fuse 1+ 30W

試作・治具づくりをもっと速く、もっと手軽に。

Fuse 1+ 30W
生産・量産対応

Fuse X1

大型部品を、高密度・安定して生産。

Fuse X1

試作〜小ロット生産

生産規模

中ロット生産〜量産準備

試作品、治具、機能検証部品、ロボット部品

主な用途

大型機能部品、量産部品、補修部品、ダクト、TPU部品

設計開発、研究開発、試作検証

活用シーン

生産技術、製造、量産ライン

アイデア検証・設計開発を早く回したい場合

選ぶ目安

安定した生産体制を構築したい場合

造形サイズ165 × 165 × 300 mm
レーザー出力30W
造形エリア容量8.2 L
造形サイズ330 × 330 × 565 mm
レーザー出力120W
造形エリア容量61.5 L

大型SLS生産ワークフローを、実機と造形サンプルで確認できます

Fuse X1の導入をご検討中の方へ、用途に合わせた機種選定、サンプル造形、ショールーム見学のご相談を受け付けています。