【活用事例】有限会社ヤマモトレーシング 様
- 2023.11.8
導入の目的
商品の開発、リバースエンジニアリングを利用して業務の効率化
導入の背景
ノギスで測れない、曲線の多い部品などの計測に課題があった。
これまでは雲形定規を使ったり、外注に依頼したりして、計測をおこなっていた。
3Dスキャナーを導入することによって、費用と時間の両面においてコストが削減できることを期待している。
目的 | 業務改善 |
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業種 | 製造 |
エリア | 関西 |
従業員数 | 1~50名 |
ギャラリー
インタビュー
この度、SIMSCANを導入いただいた有限会社ヤマモトレーシングの山本英人氏にインタビューを実施させていただきました。
有限会社ヤマモトレーシングでは以前より外部委託などを利用して3D形状を測定していたが、時間と費用のコスト削減のために今回SCANTECH製の3Dスキャナーを導入いただきました。
費用と時間のコストを削減するために、SCANTECH製の3Dスキャナーを導入
– まずは、貴社の事業内容を教えてください。
オートバイの部品・パーツ等の販売をおこなっており、特にマフラーを主に販売している会社になります。その中でも「spec-A」というブランドのマフラーが人気になっています。マフラーなどの曲線の多いパーツの形状を測定して取得する際に、時間と費用が多くかかってしまうので、SCANTECH製の3Dスキャナーの導入によって、この課題を解決できることを期待しています。
– 具体的な業務の一例や、期待される効果について教えてください。
例えば、実際のオートバイの部品を作るという作業があった場合、1からR(=半径)を測って形状をモデリングして……という風に進めていくと時間がかかってしまいます。そういったときに、形状を3Dスキャナーを使ってリバースエンジニアリングし、それを元に細かい調整をおこなって作っていくと、時間を非常に短縮することができます。そうした効率化によって、時間と費用のコスト削減が期待されます。
他メーカーで導入を検討していたところ、展示会でたまたまSCANTECHのブースを見つける
– 今回3Dスキャナーを導入するにあたって、SCANTECHを選んでいただいた理由をお伺いさせてください。
元々、別メーカーの3Dスキャナーを導入しようと検討を進めていました。その3Dスキャナーはワンプッシュで簡単に測定できるものだったのですが、重量が20kgあり片手に持って簡単にスキャンすることが難しかったため、どうしようかと思っているときにたまたま展示会でSCANTECHのブースでSIMSCANを目にしたのがきっかけです。
– 今回、導入いただいたSIMSCANについて、選定理由などはありますか。
展示会でSIMSCANを実際に見つけた後、後日にショールーム見学に伺いました。実機を見ながら、他メーカーの同スペック帯の3Dスキャナーよりも価格が安く、また軽量かつサイズもコンパクトで取り回しがしやすかった点が決め手となり、今回はSIMSCANを選定させていただきました。
企業情報
有限会社ヤマモトレーシング 様
設立:1980年
ホームページ:https://www.yamamoto-eng.co.jp/
所在地:〒518-0825 三重県伊賀市小田町877-2
※文中記載の組織名、所属、役職、サービス名などはすべて2023年9月取材時点のものです。