【活用事例】株式会社フコク 様
- 2024.3.26
導入事例の概要
導入の目的
3Dプリンターの買い替えによる生産性の向上
導入の背景
元々、3Dプリンターを2台を使用して業務を行なっていた。
ABSやポリカーボネートでの印刷需要が増えてきたが、使用していた機種にはチャンバー機能がついていなかった。
また、購入からかなり期間が経っており、ノズル詰まりのメンテナンス性も考慮して、新規購入することになった。
目的 | 業務の改善 |
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業種 | 製造業 |
エリア | 関東 |
従業員数 | 1,000名以上 |
インタビュー
この度、Creator4Sを導入いただいた株式会社フコク 荒川様にインタビューを実施させていただきました。
株式会社フコクでは、以前より3Dプリンターを2台導入していたが、ABSやPC(ポリカーボネート)での印刷需要が増えてきたことやノズル詰まりのメンテナンスしやすさ等を考えて、今回新たに「Creator4S」を導入いただきました。
ABSやPCでの印刷需要に応えるため、Creator4Sを導入
– まずは貴社の事業内容を教えてください。
弊社は、工業用ゴム製品、金属・合成樹脂製品、OA・電子機器用部品、医療関連製品の設計・製造・販売メーカーです。中でも自動車用ワイパーブレードラバーはOEM向け生産で世界シェアトップとなっています。またクランクシャフトダンパーや、ビスカスマウントなど、乗り物には欠かせないような部品を多く製造しています。それ以外でもOAプリンター用のローラや精密部品、カメラレンズに使用される超音波モータ、細胞培養培地など、様々な分野の製品を取り扱っています。
– Creator4Sの導入前に課題に感じていたことを教えてください
以前から業務で3Dプリンターを2台使用していたのですが、ABSやPC(ポリカーボネート)の印刷需要が増えていく中で、これまで使用していた3Dプリンターにチャンバー機能がないことがネックとなっていました。また購入から期間が経っている製品ということもあり、ノズルが詰まった際のメンテナンスの難しさについても課題に感じていました。
自動レベリング機能で大型造形もでき、価格も決め手に
– Creator4Sを選んでいただいた理由を教えてください
一番最初は、リコージャパンが展示しているのを見たことで製品を知りました。その後、動作音なども気になるということで実際にショールームに足を運んで、実機を見たりもしました。他の製品とも比べたりしたのですが、最終的に決め手になったのは、自動レベリング機能が便利で簡単に大型造形ができるという点と、機能に比べて価格が安かったという点です。
– ありがとうございます。実際にどのような業務で活用していますか。
主に治具を作ることが多いです。その他にも、ギアのモーターを作成したり、金属で製品を作る前に形状チェック用のモックアップを作成したり、色々な場面で活用させていただいてます。今後はプロトタイプの作成でも引き続き使用しながら、簡易鋳型の作成にもチャレンジしようと思っています。
ギャラリー
企業情報
株式会社フコク
設立:1953年
ホームページ:https://www.fukoku-rubber.co.jp/
〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目1番1号 朝日生命浦和ビル2F、3F、8F
※文中記載の組織名、所属、役職、サービス名などはすべて2024年2月取材時点のものです。