【お知らせ】分散型3Dプリンターファーム「PrintHub」始動、名古屋工芸との協業で国内製造基盤の構築を推進
お知らせ
- 2026.1.5

APPLE TREE株式会社(本社:大阪市、以下 APPLE TREE)は、名古屋工芸との協業で日本全国に分散配置する新たな製造インフラとして、分散型3Dプリンターファーム事業「PrintHub(プリントハブ)」を正式に開始しました。
本事業では、複数台の3Dプリンターをネットワーク化し集中管理することで、部品や製品のオンデマンド生産を可能にする「3Dプリンターファーム」という新しい製造モデルを採用しています。
金型や大型射出成形機を必要とせず、デジタルデータから直接製造できる点が特徴で、低コスト・短納期・小ロット生産への対応力が高いことから、国内外で注目を集めています。
第一号拠点「PrintHub」、最大120台規模で稼働予定

「PrintHub」の第一号拠点は、Bambu Lab製3Dプリンター最大120台規模を備え、2026年春より本格稼働を予定しています。
高精度かつ高速造形を特徴とする3Dプリンターを多数同時に運用することで、従来は金型製作や大量ロットが前提だった製造工程を見直し、「必要なものを、必要なときに、必要な数量だけ作る」Just In Time型のものづくりを実現します。
また、少人数での運用を前提とした設計とすることで、人手不足が課題となる製造現場においても、持続可能な生産体制の構築を目指します。
有限会社名古屋工芸との協業による取り組み
本プロジェクトは、節句人形資材などを手掛ける有限会社名古屋工芸(本社:名古屋市)との協業により推進しています。
名古屋工芸は、自動車関連廃材などを原料としたフィラメント製造から3Dプリントまでを一貫して行う体制づくりに取り組んでおり、サステナブルな材料活用や高付加価値化を視野に入れた製造の可能性を模索しています。
APPLE TREEは、3Dプリンターの提供およびマーケティングノウハウの面から本取り組みを支援し、PrintHubを通じて、分散型かつ柔軟な製造モデルの社会実装を目指します。
クリエイターと企業を支える新しい製造基盤
PrintHubは、以下のような用途での活用を想定しています。
個人クリエイター向け
イベント前の造形物や小ロット量産の外注先として活用
企業向け
金型を起こさずに行う試作、補修部品、短納期対応部品の製造
従来の製造プロセスでは対応が難しかった「少量・多品種・短納期」というニーズに対し、柔軟な選択肢を提供します。
■ 分散型ものづくりがもたらす未来
工業革命以降、製造は大量生産・集中生産が主流となってきましたが、3Dプリンター技術の進化により、再び地域に根ざした分散型生産が現実的な選択肢となりつつあります。
PrintHubは、製造拠点を一極集中させるのではなく、地域ごとに分散配置することで、物流負荷や環境負荷の低減、地域産業の活性化にも貢献することを目指しています。
将来的には、インターネットで製品を購入するのではなく、「データを購入し、近くで作る」ものづくりの形が広がっていくことを見据えています。
今後の展開
APPLE TREEは、PrintHub事業を通じて、全国各地に分散型3Dプリンターファームを展開していく中期〜長期ビジョンを掲げています。
誰もが必要なときに、必要な場所で、ものづくりにアクセスできる社会の実現に向け、引き続き取り組んでまいります。
※本記事は、PR TIMESにて配信したプレスリリースの内容を再掲載したものです。
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