Mark Two™はカーボンファイバーに対応した
デスクトップ型FFF方式3Dプリンター
Mark Two™は、Markforged独自のCFR(Continuous Fiber Reinforcement)技術を駆使しています。
この技術では、プラスチック素材であるOnyx™などで外部を覆いつつ、内部を連続的なカーボンファイバーで補強します。これにより、強度、剛性、耐久性に優れた製品が造形できます。
その結果、製造工程で使用する治具や、高い強度が求められる部品の製造を3Dプリンターで行うことができます。
一般的なFFF方式3Dプリンターでは扱えない特殊な素材を活用することで、造形物の強度を劇的に向上させることができます。
具体的な用途に応じて、カーボンファイバー、ファイバーグラス、ケブラーなどの素材を選択することが可能です。
例えば、高耐熱性のファイバーグラス素材を使用した造形物は、射出成型の金型として使用することもできます。
Mark Two™は、本体サイズが584mm×330mm×355mmとコンパクトな設計により、限られたスペースでも問題なく設置することができます。
そのため、小規模なオフィスや研究室、教室など、スペースに制限のある場所でも、本製品を容易に配置することが可能です。
ナイロンベースでマイクロカーボン繊維を含むこの素材は、強度、堅牢さ、耐熱性を兼ね備えています。耐久性が重視される様々なプロジェクトに最適です。
重量に対する強度と熱伝導率が非常に高く、Onyx™素材のみで製造した造形物に比べて強度が6倍、硬度が18倍に増加します。
航空機や自動車などの高性能製品に幅広く使用されています。
HSHT(High Strength High Temperature)ファイバーグラスは、その名前が示す通り、高い強度と耐熱性を持っています。
特に高温環境でも性能を維持するこの素材の能力は、エンジニアリングや産業用途における要求を満たすための重要な特徴となっています。
Markforged製3Dプリンターに最適化されたスライサーソフトウェア「Eiger」は操作が簡単でありながらも、様々な複合材料の造形物をスライスすることができます。
さらに、造形から管理までの全工程を一元管理する機能を備えています。
最大造形サイズ | 320mm × 132mm × 154mm |
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積層ピッチ | 100μm ~ 200μm |
造形方式 | FFF + CFF |
スライサーソフト | Eiger |
対応素材 | Onyx™、Nylon white、Smooth TPU95A、Precise PLA、 カーボンファイバー、ファイバーグラス、Aramid Fiber (Kevlar®) ケブラー、HSHT ファイバーグラス ※一部抜粋 |
ノズル数 | 2 |
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本体サイズ | 584mm×330mm×355mm |
重量 | 16kg |
電源 | 100-240V、50/60Hz |
通信方式 | USBメモリ / USB接続 / イーサネット / Wi-Fi(2.4GHz) |
最短時間で修理や部品交換を行い、専門スタッフによる全面的なサポート体制を通じて、お客様に安心と高品質なサービスを提供します。
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