人事評価における
「守・破・離」の解説

• クラス「守」

  守るという動詞の通り、組織の理念や方針に従いつつ、明確に定められたルールや規則を遵守し、それらを踏まえた上で業務や活動を遂行することができる人物を指します。
  また、その遵守と遂行の過程で、期待される成績や目標を達成する能力を持っていることが重要です。
  このような人物は、組織の方針や目標に共感し、それを実践するための行動力や適応力を持ち合わせていることが特徴です。

• クラス「破」

  組織の理念や方針を深く理解し、厳密に定められたルールや規則を遵守しながらも、常識にとらわれることなく、柔軟性と創造性を持って組織の意思を実践する能力を持つ人材のことです。
  新しいアプローチや発想を取り入れることで、従来の常識を打破し、組織の成果や目標をより効果的に達成することができる方を求めています。
  また、リスクを恐れずに挑戦し、失敗から学ぶ姿勢を持ちながらも、組織全体の利益と方向性を常に考慮しながら行動できる人材のことです。

• クラス「離」

  このクラスでは組織の理念や方針を理解し、実践できるだけでなく、常に高い志と新しい価値観を追求し、自らの立場から離れてより一層上のステージへと成長できる人材を求めています。
  募集対象者は、既存の枠組みにとらわれることなく、常に革新的なアイデアや発想を追求し、組織全体に新たな価値を提供できるだけでなく、内外の関係者に意思を伝達する能力も重視しています。
  さらに、カリスマ性を持ち合わせた人物が求められています。自己成長と組織の発展を両立させる意欲を持ち、柔軟性と適応力を兼ね備えた人物像がクラス「離」で求められています。